腰の痛み

椅子から立つ時に腰が痛い

70代/男性/無職

経過

内臓の持病があり都内のT病院へ入院して、1カ月前に(当院初診日より)退院した。退院後から腰が痛くなり、入院していたT病院の整形外科を受診してレントゲンを撮ってもらったが、「特に異常なし」と言われ、湿布を処方してもらい、毎日貼っていたが腰の痛みは改善しない。鍼でもやってみようかと思い、当院へ来院された。

検査

上体前屈で腰痛-、後屈は腰痛+
股関節の屈曲筋力低下

経過

1診(ペインスケール8)
腰部脊柱起立筋、大腰筋、中殿筋、小殿筋へ刺鍼

2診(ペインスケール3)
「だいぶ違うみたい」「妻からも前かがみで歩かなくなったねと言われた」との話
同部位へ刺鍼

4診(ペインスケール2)
「椅子から立つ時、スッと立てるようになった」との話
メンテナンス目的で定期的に施術を継続中。

考察

立ち上がる時に痛い、ということで大腰筋に問題があるのでは、という仮説を立てて評価を行った。鍼を入れる際、大腰筋部の抵抗は強く硬化している状態と思われた。強い得気もあり、この段階で大腰筋が主要な問題であると確信を持ち施術を行った。この方は趣味で釣りをされていたが、腰痛のため誘いを断っていた様子。しかし4診を終える頃には「また釣りに行けそうです」との話で精神的にも前向きになった。